よくある質問Q&A

質問

GECの参加資格は15歳以上19歳以下の高校生となっていますが、世界大会で高校を卒業していても19歳以下であれば参加できるのでしょうか?

答え

いいえできません。世界大会の5月の時点で資格を満たす必要があります。一方で、国内予選の応募の際に中学3年生でまだ高校に入学していなくても、世界大会の時点で高校生(高専生含む)である場合は、参加することができます。


質問

8人以下のチームとなっていますが、最低は何人からになりますか?

答え

3人以上から8人以下となります。


質問

同じ高校では、人数が集まらないのですが、どうしたらよいでしょうか?

答え

GECは必ずしも同じ高校の生徒でチームを組む必要はありません。皆さん違う学校の所属でもチームを組んで応募できます。


質問

海外の高校生も同じチームメンバーとして参加できますか

答え

いいえできません。日本以外の国に住んでいて日本にある学校に通学していない人は、在住する国でチームを作り、別途世界大会の規則に合わせて応募していただく必要があります。


質問

校内選出で代表に選ばれなかった場合、他に参加する方法がありますか?

答え

GECでは、一つの高校からの参加は3チーム以内という規定を設けています。それ以上の希望者がある場合は、適切な校内選考のうえ、代表チームを選んで頂くようお願いしています。その上で、代表に選ばれなかったけれどもどうしても出場したいという方は、学校の許可を得たうえで、他校の生徒と組んでミックスチームとして応募頂くことが出来ます。しかし、この場合、そのチームの構成人数に、既に校内選考を実施した高校の所属者が占める割合が1/3以下であることを原則とします。


質問

事前学習会に参加できない人がいても応募できますか?

答え

事前学習会への参加は原則必須としていますが、どうしても参加できない人がいる場合は事前に申込書にその方の名前を記入し、出席者が欠席者に必要な情報を共有することで国内予選当日に規定を理解せずに参加する人がないという条件のもと、応募を認めています。ただし、事前学習会に欠席する人の人数がチーム全体の過半数を上回らないこと、チームのリーダーになる人が欠席しないことが前提です。いずれにしても、応募される前に事務局に必ず確認をとってください。


質問

参加メンバーのうち、12時間フルで参加できない人がいても大丈夫でしょうか?

答え

GECでは、原則、事前登録したメンバーが全員揃って、最初から最後まで競技に参加して頂くことを前提としています。しかし、競技当日にどうしてもやむを得ない理由で遅刻や早退し、フルで参加できない参加者が出た場合、他のメンバーの方が了承していることを条件に、それを認めています。ただし、その方も含めて上限8人という規定の人数となりますので、当日急に新しいメンバーが加わることは認めていませんので注意ください。また、提出物が早く完成すれば必ずしも12時間活動する必要はありません。終わり次第解散していただいて結構です。


質問

全員が同じ場所に集まる必要があるでしょうか。

答え

GECでは、チームのメンバー全員が同じ場所に集合して一緒に課題解決に取り組むよう定めています。しかし、新型コロナウィルス感染症が落ち着くまでは、インターネット上で集合しての参加も認めていますので、その時の状況に応じて、監督者と相談し、集合方法を決めてください。一部の人が同じ場所に集まり、残りの人がインターネット上に集まる形式でも問題ありませんが、最初の議論だけなど、一部のみの参加は認めていません。必ず、全員、自分たちの提出物の送付が完了するまで競技に参画する形で活動して下さい。


質問

参加メンバーに、メールや電話で参加する人がいても良いでしょうか?

答え

GECでは、メールや電話などで、一部の議論のみへの参加形態は許可していません。自分たちの提出物が完成するまで最初から最後まで競技にコミットできる方のみ、メンバーとして登録して下さい。


質問

国内予選に入賞したチームと世界大会に出場するチームのメンバーが変わっても問題ありませんか?

答え

GECでは、国内予選に実際に参加した方のみが世界大会に出場できます。よって、国内予選と世界大会でメンバーが変更になることは認めていません。ただし、国内予選の参加メンバーのなかで、やむを得ない理由で世界大会に参加できない人が出た場合は、人数を減らして参加して頂くことは可能です。なお、メンバー数が極端に減少し、世界大会での競技が十分戦えないような場合は、国内予選で次点にいたチームが変わりに出場権を得ることになります。


質問

課題に取り組む場所は所属先の学校や団体の場所と同じである必要がありますか?

答え

ありません。インターネットへのアクセスや主催者から電話・メールの連絡がとれる場所であれば、所属先の学校や団体の場所でなくても、チームのメンバーの自宅や、保護者の方のオフィスなどでも問題ありません。ただし、動画のアップロードに支障がないネット環境があることを必ず確認のうえ場所を決定下さい。


質問

同席する監督役の社会人には、どこまでの助言が許されているでしょうか?

答え

GECでは、参加者が未成年の高校生であることから、大人の方が1名、競技中に監督役としてついて下さるようお願いしていますが、参加メンバー(高校生)以外の人からの助言は認めていません。
同席する社会人の方は、皆さんを励ますことはできても、課題解決のためのアイデアをだしたり、技術的な支援をしたり、提出物の作成やビデオ編集を手伝ったり、作成した英文を添削したりなどといった協力はできません。監督者として、チームの作業を見守り、議論がうまく進まないような時に、参加者がモチベーションをもって取り組み、また、チームを代表するリーダーが他のメンバーをまとめられるように応援する役割です。
特に、学校にて集まって取り組まれるとき、複数の教員の方が入って指導されるようなことは避けていただくようお願いしておりますので、この点ご理解のうえ競技に参加下さい。


質問

監督者として同席する社会人はどんな人が求められ、何人まで大丈夫でしょうか?

答え

同席する社会人の方は、学校の先生や企業人、または参加者の保護者など、責任もって競技の進捗を最初から最後まで見守っていただける方ならどなたでも問題ありません。特に、競技の提出物の確認連絡は夜の8時以降10時近くになりますので、その場合、事務局からの提出物の確認などへの対応がお願いできる方が望ましいです。
また、同席する社会人として1名お願いしていますが、皆さんの活動を同じ部屋で見守られるだけなら、特にメンバー以外の人の同席を禁止していません。途中で担当者の方が入れ替わっても問題ありません。また、安全が確保できていると確認された場合は、競技のある12時間ずっと同じ部屋に同席して頂かなくても問題ありません。


質問

課題はどのようなものがでますか?

答え

課題は、世界が共通に抱えるような環境・福祉・医療・教育・雇用・災害対策等など多岐にわたる問題から課題(challenge)を選び、出題します。また、課題解決のための提案事業は、国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までの持続可能な開発目標(SDGs)に則ったもので、環境や人間に負荷をかけないものが求められます。ホームページの過去の大会情報を見て頂くと、以前出された課題を見る事ができます。


質問

審査にある”コミュニケーション”というのはどのように評価されるのでしょうか?

答え

ここで言うコミュニケーション能力は英語という言語能力だけでなく、チームで協力し合い事業アイデアを他者にどれだけわかりやすく伝える工夫をしているかということが大きな要素になっています。これには、事業アイデアのイメージ図やデータ分析のグラフを入れたり、商品の試作品を提示したり動画に見出しをいれたりなどがあげられます。


質問

提出物に関わる他人の著作物の引用規定はどうなっていますか?

答え

GECでは、知的財産基本法に則り、他人の知的財産権を侵すことなく、事業提案を行っていただくことを原則としています。よって、参加者が、自分のアイデアかのように他人の文章・写真などを無断で事業計画書やプレゼンテーション動画に使用した場合は失格となります。また、著作権フリーであっても、他人の作成した写真・動画・イラスト等の利用は禁止しています。これは、誰が作成したのか判断が非常に難しいからです。
ただし、事業計画書では、以下を厳守たうえで、引用や参照は認めています。
<事業計画書での引用について>
①引用・参照などの箇所を明確に示すこと(どこからどこまでが引用・参照した箇所かがわかるように)、
②引用元の文献名・ページ番号又はWebサイトのURLのアドレス等、著作権者に関する情報を文末等に明記する
なお、提出された事業計画書や動画を見て、著作権を持つ方からの損賠賠償などの請求があった場合は、主催者は一切責任を負いかねますので、くれぐれも注意ください。


質問

プレゼンテーション動画に既存ソフトのコンテンツを利用できますか?

答え

GECでは、プレゼンテーションの動画作成で他人が作成した著作物(写真、動画、イラスト、音楽)等を、著作権フリーであっても利用しないという規定を設けています。発表ツールとして良く使われるパワーポイントなどのソフトに付随するテンプレートやアイコン程度は利用を認めていますが、既存ソフトが提供しているものについて、何が良くて何がダメかという詳細なルールまでは定めていません。
この「他人の著作物利用禁止」規定は、過去の参加者が作成された動画に、知的財産権の侵害が多数見られたこと、また、技術が発展するにつれてみなさんの動画がどこからどこまでご自身で作成されたものかを審査員が判断できなくなって来ていることから定められたものです。
よって、プレゼンテーション用の動画を作成される場合は、自分達で作成したものを活用することを原則とし、既存ソフトが提供するコンテンツを利用する時も審査員の方が「これは盗用したのではないか」と疑うようなものを利用しないことを徹底して下さい。
GECのプレゼンテーション動画は、みなさんが事業計画書で提案されているアイデアをわかりやすく説明するためのものであって、映像の美しさや動画の編集力を競うものではありません。また、バックグランドミュージックは、説明を聞きずらくするだけで、ほとんどの場合あることがかえって邪魔になっています。加えて、プレゼンテーション動画では、科学技術をどのように提案アイデアに生かしているか、採算をとるための事業モデルがどうなっているかを可視化して見せることが重要です。デジタルイメージの作成に時間をかけるより、手元にある材料で試作モデルを作って見せたほうが早い場合も多々あります。
以上のことを踏まえ、プレゼンテーション動画は誰が聞いてもわかりやすいものであることを第一優先に作成下さい。


質問

参加している他のチームと交流できますか?

答え

事務局ではFacebookに本競技に参加した人が入れる「GEC Alumni」というグループを設けています。競技に参加したのみの集まりですので、まずは登録申請していただく必要がありますが、ぜひ、仲間に入ってGECの卒業生たちと気軽に交流下さい。