トレードフェア終了後の出展者のアンケートでは、回答者の98%が「大変学ぶことがあり役立つ活動だった」(59%)または「学ぶことがあり役立つ活動だった」(39%)と回答しており、また、役立ったと活動として、「トレードフェアに出展するための準備」(78%)、「他の学校の取組を直接見れたこと」(71%)をあげており、このような発表の機会が、彼らにとって良い体験になっていることが伺えました。
そして、70%近い出展者が、本活動を通じて「他の人と一緒に協力して働く力」「アイデアを形にする力」「新しいことにチャレンジする気持ち」が伸びだと答え、96%の回答者がこのような活動は、「将来自分の職業を考えたり、仕事を通じて社会に貢献する力をつけたりする」のに役立つと考えており、トレードフェアに出展するまでの学習活動で、社会参画して行くうえで必要な素養を培っていることが見て取れました。
アントレプレナーシップの育成という面でも、殆どの参加者が以前より起業家を尊敬するようになり、そのうちの半分以上の出展者が「自分で会社を始めることに興味を持ち、ぜひ自分もいつかチャレンジしてみたいと思う」(26%)「将来機会があれば自分でやっても良いなと思う」(27%) としていることから、良い成果が出ていると考えています。

2019年度参加者アンケートより

《出展者アンケート》 有効回答数 137名(小学生35名、大学生102名)

●トレードフェアに出展した感想で、最も近いもの。
1)大変学ぶことがあり役立つ活動だった。           81人 59%
2)学ぶことがあり役立つ行動だった。             53人 39%
3)あまり学ぶことがなく役立たない活動だった。         3人 2%
4)まったく学ぶことがなく役立たない活動だった。        0人 0%
5)その他:                           0人 0%

●トレードフェアに出展するために行った学習活動(複数回答可)
1)人に喜んでもらうために、どのような商品(製品やサービス)を提供したらよいかを考える                                    116人 85%
2)出展に向けて、事業紹介のポスターや商品紹介のポップづくりをする   113人 83%
3)今回の活動の目的や意義について理解する               102人 74%
  4)ホームページ(Youth Enterprise等)で自分たちの活動を発信する    98人 72%
5)実際の販売に向けて、商品の品質のチェックや価格の検討を行う      87人 64%
6)地元の企業の人などに協力してもらって商品を考える           84人 61%
7)出展に向けて、接客練習をする                     70人 51%
8)他のチームの活動をホームページ(Youth Enterprise)で見て参考にする   67人 49%
9)対象になるお客さんから意見を聞いて、商品に活かす           63人 46%
10)専門家の方から意見を聞いて、アドバイスを商品づくりに活かす     57人 42%
11)その他:                               5人  4%

●役立ったと思う活動。(複数回答可)
1)トレードフェアに出展するための様々な準備             107人 78%
2)自分たちの事業を行うために地域の人や企業の方などに協力をしてもらったこと                                   105人 77%
3)他の学校の取り組みを直接見れたこと                97人 71%
4)新しい事業を考え、形にするための活動ができたこと         89人 65%
5)ブースで実際に商品を販売できたこと                79人 58%
6)お客さんや審査員から意見が聞けたこと               76人 55%
7)審査という第三者評価が得られる機会があったこと          57人 42%
8)他の学校の人たちとチームを組んで商品アイデアを考えたこと(ミニワークショップ)                                   52人 38%
9)キッズベンチャータウンでの出展の取り組みを見たこと        18人 13%
10)その他:                             1人 0.7%

●このような活動を通して、伸びたと思う知識や力を選んでください(複数可)
1)他の人と一緒に協力して働く力                    95人 69%
2)アイデアを形にする力                        93人 68%
3)新しいことにチャレンジする気持ち                  90人 66%
4)伝えたいことをまとめて発表したり、他人に説明したりする力      85人 62%
5)自分たちが住む地域の産業や良さや課題についての理解         82人 60%
6)新しい事業をつくりだす(会社を立ち上げて商品をお客さんに届ける)過程についての理解                                    78人 57%
7)課題や問題が発生したときに、解決していく力             78人 57%
8)事業(仕事)を通じて地域や社会に貢献する気持ち           74人 54%
9)職業(働くこと)についての理解                   69人 50%
10)HPやSNSなどを活用するなどして、活動を発信していく力        60人 44%
11)地元への愛着心                          55人 40%
12)人をまとめ、行動していくリーダーシップ              49人 36%
13)経費と支出を予測して収支計画をたて、赤字を出さない工夫をする力  44人 32%
14)その他                              1人 0.7%

●このような活動は、将来自分の職業を考える上で役立つと思いますか。
1)はい                       131人 95.6%
2)いいえ                       5人  3.7%
3)その他                       1人  0.7%

●このような活動は、仕事を通じて社会に貢献(こうけん)する力をつけるのに役立つと思いますか。
1)はい                       131人 95.6%
2)いいえ                       5人  3.7%
3)その他                       1人  0.7%


トレードフェアに出展して一番楽しかったことは何でしたか。<一部抜粋>

● お客様から実際の声が聞けたり、自分達の企業をアピールできたこと。
● 全く知らない方々に1から自分の企業や商品を説明したこと。
● ミニワークショップ
● 企業をたてるには、一つ一つにたくさんの準備があることを学んだ。
● 私達の考えを、様々な年代の方から意見をいただけたこと。お客様の生の声をいただけたこと。
● 地元の企業の方と提携して商品を作ったことはとても良い学びになった。
● 大勢の人の前でのプレゼンテーションや、審査員の方の前で話す力を身につけられたこと。

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トレードフェアに出展して一番大変だったこと・苦労したことは何でしたか。<一部抜粋>

● 自社の商品をわかりやすく、そしてお客さんに買いたいと思ってもらえるような説明をするのが一番大変でした。
● お客さんを引き止めて話を聞いてもらうこと。
● 自分たちの活動を伝えることの難しさ
● 場所が端であったにも関わらず、周りと比べて目立つようなポップの用意ができておらず、お客様を呼び込むのに苦労しました。
● 自分達の決めたターゲットに商品の良さを訴えるのが難しかった。
● ターゲット層には全然売れなくて、子供にとても売れたのが、思い描いていたことと違って苦労した。
● 何度も企業に訪問して、デザインを考えたり、様々な取り組みを進めていくこと。

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主 催

ユース エンタプライズ トレードフェア実行委員会

協 賛

株式会社エスユーエス株式会社エフタイム京都信用金庫株式会社島津製作所株式会社SCREENホールディングス株式会社山田製油

広告協賛

株式会社井筒八ッ橋本舗、株式会社土井志ば漬本舗、よーじやグループ

賞品協賛

株式会社井筒八ッ橋本舗、異能工房(コワーキングスペース)、オムロンヘルスケア株式会社、
株式会社京都シネマ、株式会社ヘルプ、よーじやグループ

後 援

経済産業省、厚生労働省、文部科学省、京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、一般社団法人京都経済同友会、公益社団法人京都工業会、公益財団法人京都産業21、京都中小企業家同友会、一般社団法人京都発明協会、青少年と科学の会、京都府立高等学校PTA連合会、 京都市PTA連絡協議会、京都府私立中学高等学校保護者会連合会、京都府私立中学高等学校連合会、全国中学校進路指導・キャリア教育連絡協議会、公益財団法人日本進路指導協会、公益財団法人全国商業高等学校協会、日本キャリア教育学会、一般社団法人日本教育情報化振興会、日本社会科教育学会、特定非営利活動法人日本シミュレーション&ゲーミング学会

事務局

特定非営利動法人アントレプレナーシップ開発センター
所在地:〒604-0866 京都市中京区両替町通丸太町南入西方寺町160-2 船越メディカルビル3階
TEL:075-468-8907/FAX:075-468-8908
メールアドレス:info◆entreplanet.org (◆を@に変更して下さい)
URL: http://www.entreplanet.org/

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