2004年3月27日(土)、中学校教員を対象にキャリア教育実践講座「職業体験だけでは終わらせない!」
を開催しました。

「総合的な学習の時間」で取り組み始められた職業体験ですが、短期間のイベント
で終わらせないために、また、生涯を通じてのキャリア教育の一環として位置づけるために、
どのような工夫ができるかを考えました。



       有限会社ジップコーポレーション
         代表取締役社長  西本 好江

「仕事が暮らし、暮らしが仕事」というテーマで、生活してい
くうえで、どのように自立し働くことを考えていくかというお
話を、ご自身の職業や子育ての体験を通じてお話していただき
ました。



講演



ワークショップ
 職業体験を2−3日の楽しかったイベントで終わらせないためには、
小・中・高と各教育段階においてそれぞれの目的や目標を定めた上で
体験学習について課題を与え、事前・事後学習を充実させることが大切です。
参加者の先生方に、上記の点を共通理解としてもっていただいたうえで、
生徒達が職場でどのようなことを疑問に思い、改善したいと思うだろうか、
課題を発見したときに、自ら解決方法を選択していくうえで必要な知識
とは何か等についてワークショップをしていただきました。



実践事例紹介
参加者の皆様全員が「大変勉強になった」と解答くださったセッションです。
事例1
                  東大阪市立小阪中学校
                  教諭  河原 和之

職場体験先を選ぶ段階で、アルバイトとして働けそうな場所は
はずし、体験活動で「こうすればもっとよくなるのに」という
提案を出させそれをグループで解決していくための提言活動の
成果について発表していただきました。
生徒の提言内容に圧巻!!
中学生でも、機会さえ与えればここまでできます。

事例2
                 京都市立修学院中学校
                 教諭   秦 和之

修学院中学校では、全学年でアントレ教育に取り組んでおら
れます。ここでは、2年生が昨年度「アントレの木」の教材
を使って商品開発に挑戦したあと職業体験し、その後、3年
になって、リサイクル商品を実際に作って、保護者と一緒に
バザーをしてそのお金を寄付するという一連の学習活動の成
果についてお話していただきました。
この教育の効果は、生徒が変わったことを見ればわかります
とのこと。秦先生は、竹を使った商品作りは、教師生活で一
番楽しかったことだとおしゃってました。大人も子供も、も
のづくりはやっぱり楽しいものですね。