期間

11月26日(土)〜12月5日(月)

 
 

主催

フィンランド地方行政協会(Association of Finnish Local and Regional Authorities)
セイナヨキ中等学校(Seinajoki Secondary School)                
特定非営利活動法人アントレプレナーシップ開発センター

 
 

■11月28日(月曜日)

時刻

訪問先(会場)

内容と参加者の反応

9:00
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11:00

訪問先:Ressu Comprehensive school
面会者: Leena Kettunen副校長,Katriina Kakela &Juha Saamanen ,
コースコーディネーター

英語で授業を行うIBコースを備えた小・中総合学校にて、子供達の市民教育やアントレプレナー教育の授業実践について伺う。10年前と比較して、どのようにフィンランドの教育方針が変化し、それが授業や子どもへの教育のあり方に影響しているかを学ぶ。

11:30
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12:10

Arther Hotel

セミナーの昼食会に参加

12:15
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17:00

フィンランド地方行政協会(Association of Finnish Local and Regional Authorities)の主催する“Entrepreneurship and Local Government project 2004-2006: Helsinki Seminar”に参加

本セミナーのプロジェクトマネージャーのMs. Virpi Utriainenから、過去3年間においてどのようにフィンランドでアントレプレナー教育が普及してきたかの簡単な紹介のあと、本プロジェクトを支援して予算を出しているEU本部から、EUでの取り組み状況の報告。その後、Turku大学の教授がフィンランド、オーストリア、アイルランド、イギリスの実践事例状況を紹介。コーヒーブレイクをはさんで原田による日本の事例紹介と、スウェーデンのOrebro地域における取り組み紹介がなされた。質疑応答の後、閉会。

フィンランドにおけるアントレ教育の支援団体が集まり、学校教育を支援している様子が伺えると同時に、全国共通の悩みがそこにあることが理解できた。

18:00
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20:30

Ms. Yuki Kikugawa-Rajama氏との懇親会

現地の学校で日本語を教え、フィンランドの教育事情に詳しく、また出雲市などフィンランドと日本との交流事業のコーディネイトを務める菊川女史に、日本とフィンランドとの文化の違い、そこからくる学校教育の違いなどを伺った。また、良い評判がでると、福祉分野と同様に、団体ツアーで見学にくる日本の役所関係の人たちについての現地批判も知ることができた。

■11月29日(火曜日)

時刻

訪問先(会場)

内容と参加者の反応

8:30
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12:30

“Entrepreneurship and Local Government project 2004-2006: Helsinki Seminar”に引き続き参加。

フィンランド地域の代表的な実践事例の紹介を聞く。

14:00
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15:30

訪問先:NPO法人Junior Achievement
面会者:Mr. Turo Numminen, Junior Achievement, Ms. Anu Taipale, Fiinish 4HFederation

民間組織として、放課後活動のなかで学習活動をサポートしている2団体の活動内容について聞く。フィンランドではキャリア教育という概念がなく、市民教育とアントレプレナー教育の中でそれを実現しようとしている。

16:00
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17:00

訪問先:国立教育研究
   (National Board of Education)
面会者:Mrs. Hannele Louekoski, Senior Adviser, Mr. Pekka Iivonen, Senior Adviser,Mrs. Elisabet Kinnunen, Counsellor of Education,

文科省の方針のもとカリキュラムを開発している国立教育研究所では、初等・中等教育のカリキュラム内容、アントレプレナー教育の概要、実践する上で重要な要素や、企業の広告塔に教育が利用されないようにするためのガイドラインなどについて聞く。本ガイドラン、日本でも早急に作成される必要性を感じた。

19:00
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訪問先:国会議事堂
講演者:Mr. Kyosti Karjula

アントレプレナー教育に深い理解を示し、そのための支援体制の構築に熱心な国会議員の方の講演を教員達と一緒に聞く。大変良いスピーチだった。

20:15
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Restaurant La Tour

参加者の懇親会:アントレプレナー教育に取り組み現場教員や大学の研究者とざっくばらんな交流を行うことができた。

■11月30日(水曜日)

時刻

訪問先(会場)

内容と参加者の反応

10:00
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13:00

訪問先:Karonen School
面会者:Ms.Leena Kostiaine校長,Markku Tollinen教諭

ヘルシンキからタンペレに移動し、タンペレ駅からタクシーで30分ほどのKaronen小学校を訪問。モンテッソッリー教育を実施している学校であったが、3年間に建ったオープンスペースのある明るい校舎や、39歳という若い校長が印象ぶかい。ここでも、子供達が市民としてどのように積極的に自分の役目を果たすことを学ぶかという実践事例について伺った。フィンランド語の本を80冊執筆したという国語の先生に読解力のつけ方についても伺うことができ、大変有益であった。日本でも先月出版されたところ。ただし、その本を読むだけでは読解力はつきそうにない。

 

移動時間

 

19:00
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Seinajoki中学校の教員との打合せ

挨拶と木・金のスケジュールの確認。

■12月1日(木曜日)

時刻

訪問先(会場)

内容と参加者の反応

9:00
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11:30

訪問先:Marttilan 小学校

面会者:Jorma Perala校長

Seinajoen中学校と隣接し、小・中連携で多様な活動を行っている小学校のほうを訪問。音楽と語学に力をいれている学校で、一年生から英語の授業がある。また、学校の校庭を改築するために行った資金集めのプロジェクトはアントレプレナーシップの育成の良い事例であった。また、この学校では、障害児教育の授業も視察。耳の聞こえない生徒が、8人ほどの規模で丁寧な指導を受けていた。

どの先生も肩肘はらずに、淡々と教育を実践している姿に感銘を受ける。

12:30
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14:00

Seinajoen高校の生徒による
グループワークショップ

フィンランドやセイナヨキについて知識を深めるクイズをやりながらグループのコミュニケーションをはかるワークショップを高校生2名が行ってくれ、大変楽しい時となった。

14:00
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17:30


“アントレプレナー精神あふれる学校とは”Ms. Kaisa Isotalo(セイナヨキ中等教育校校長)の授業

Isotalo校長が6年前に本学校に赴任してから、始めたプロジェクト、教員研修、地域との連携などについて伺ったあと、アントレプレナー教育はアントレプレナー精神あふれる学校という組織があり、また、その学校を囲むアントレプレナー精神あふれる地域社会があって、機能していくこと、そのために今後行うべき活動やビジョンについて聞きた。また、彼女が言う、教員は教師である前に、人間として尊敬される存在であるべきであるという言葉とともに、参加者全員が感動するセッションとなった。アントレプレナー教育を実践する者は自分自身がアントレプレナーである必要があることを実感。

18:00
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20:30

語学教員の集まりのクリスマスパーティに参加

フィンランドの語学教員の人たちが集まったパーティで、皆で一緒に歌を歌い、伝統的なフィンランドの食べ物を味わいながら、交流をはかった。

■12月2日(金曜日)

時刻

訪問先(会場)

内容と参加者の反応

8:00
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9:30

Seinajoki中学校の授業視察

代表の中学生2名が学校を案内し説明してくれた。帰国子女でもないのに、その英語のうまさにはびっくり。また、生徒達はよく教師を観察していて、取材すると、先生のなかには学習指導よりも生徒と仲良くして、生徒に好かれることに熱心な人がいたりするが、この学校には、指導力が高くまた大人として尊敬できる先生方といるから大好きであるとのこと。

10:00
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学校の独立記念日の式典に参加

コーラス部の歌から始まり、生徒のスピーチ。その後、独立戦争を体験した地域の名士が講演。

11:30
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Mr. Harri Pihlamamaki,Selme

Seinajoki中学校が音楽イベントの企画で連携している地元のNPO法人Selmeのスタッフに、学校と民間の連携の在り方や、どのように生徒と関わっているかなどについて聞いた。

12:30
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13:30


訪問先:市庁舎
独立記念パーティに参加

地元の9年生を全員招待したフォーマルなパーティ。生徒は皆、正装で、市役所の人たちに大人として扱われていた。日本の高校3年生を思い浮かべるほどの体格があることもあるが、生徒の自立しているその顔つきや姿勢に日本の中学3年生の在り方を考えさせられた一場面であった。

人は大人として扱われることによって、大人になっていくということが実感させられた。ここには、子どもと友人感覚で話す教師はいない。

14:00
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15:00

訪問先:市庁舎
面会者:Ms.Anu Mannikko

パーティの主催でもあり、Seinajoki中学校が連携している市役所のスタッフに、セイナヨキ市の産業活動やベンチャー支援について伺った。

17:00
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21:00

Dinner of friendship”:Home-economics Classs

参加者全員でフィンランドの伝統的料理を作って懇親会を行った。

 
     

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