『障害福祉分野での就労訓練環境向上と工賃アップに向けて：イノベーション推進プロジェクト』

実施期間：2011.9.1-2012.3.15

　本事業では、京都府内の障害福祉サービス提供事業所のうち、「利用者のスキルを向上し、一人でも多く就職させたい」「訓練作業を通じて製造した商品を販売して利用者の工賃アップを図りたい」などと考える障害者就労継続事業を行う団体を対象に、訓練環境の改善と事業革新を目標に以下のことに取り組みました。

・長期的事業展開のビジョンと具体的実行計画
・物づくりのための訓練環境整備と衛生・安全管理の整備
・支援員の能力開発と利用者の労働意欲向上
・作業分野を特化することによる技術と専門性の向上
・コスト管理をして収益を上げるしくみづくり
・一般市場で戦える物づくりと販路開拓

○社会福祉法人京都身体障害者福祉センター京都市洛南障害者授産所
○特定非営利活動法人スウィング
○社会福祉法人新明塾　工房ソラ
○社会福祉法人てりてりかんぱにぃ　ジョイント・ほっと
○特定非営利活動法人ともの家
○社会福祉法人あみの福祉会　だるまハウス
○社会福祉法人あみの福祉会　四葉ハウス

＜プロジェクト推進委員＞
○緒方由紀 (佛教大学　社会福祉学部准教授)
○杉山昭夫 (株式会社Ｕ＆Ｎ代表取締役社長)
○中崎ひとみ(社会福祉法人共生シンフォニー常務理事)
○松野修典 (松野中小企業診断士事務所代表)
○吉岡隆 (オムロン京都太陽株式会社社長付ＣＳＲ担当)

＜プロジェクト推進サポーター＞
○志賀　里世 (NPO法人CSビジネスサポート代表)

　本事業では実務の専門家による『イノベーション推進チーム』を結成し、参加団体と一緒に、現場のニーズを踏まえながら、以下のステップで訓練環境の改善や事業革新に取り組みました。


	団体担当者と実務家などでイノベーションチームを結成。一緒に協議しながら、個別事業所ごとに達成目標（訓練作業工程、開発商品、品質・コスト管理などの見直しや改革など）やそのための工程表をまとめ、事業改革プランを策定。それに基づいてプロジェクトを遂行しました。			参加団体の目標達成が一定のレベルに達し大量生産にも対応できる環境になった時点で、仕事の受発注サイト「Innovation Studio」のメンバーに認定。事業所の持っている技術や商品をHP上で紹介すると同時に、販路開拓に取り組んでいきます。		今回の取組を組織内で継続的に続けながら、地域ぐるみで応援してもらえる事業所として発展してくための応援団づくりのネットワーキングプランの策定を行い、長期的な活動を推進していきます。

問い合せ先:特定非営利活動法人アントレプレナーシップ開発センター

〒604-0866京都市中京区両替町通丸太町南入西方寺町１６０－２船越メディカルビル　３Ｆ
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