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住井 啓子 (京都・老舗団扇「小丸屋 住井」十代目)

 「小丸屋住井」は江戸時代の寛永元年(1624)創業。京団扇を代表する 「深草団扇」や花街の芸妓さん・舞妓さんの名前と紋の入った団扇の 製造販売の老舗。また、「都をどり」などの舞台小道具づくり、 舞踊用扇子などでも知られる。近年は江戸時代の「都名所図会」の 図柄を仕立てた「新深草うちは」の制作や約300年前の深草団扇の発見 に伴った元政型深草団扇の限定復元なども行っている。 匠の技を今に伝え続けながら、団扇の原材料のひとつである葦を 琵琶湖周辺に育成しそれによる水質改善にむけた努力も。

 
住井氏からは、300年以上続く「小丸屋 住井」の10代にわたる 歩み、住井氏が10代目を継承されてから始められた深草団扇の復 活や店舗拡張のときのお話をうかがいました。特に、住井氏が大き な決断をされる際の、人の縁の不思議さについては、「まっすぐに 一生懸命やっていると思いが通じる」ことを感じました。また、お 客さんがお見えになったときに、「よーきてくれやはった」と団扇 で仰いで迎える昔の風景が思いだされれた時間でした。

最後には、ご先祖に参り、他人のために”祈る”ことの大事さにつ いても触れられると、参加者の方々も、ご自身の”縁”について語 られ初め、いつものEDOS会とはまた違った交流が行なえました。

岡崎円勝寺町にある店舗では、団扇の販売もされておられますので、 皆さんも、芸妓さんが持つ京丸団扇や京都の名所図を描いた深草団 扇を見にいらして下さいませ。

    

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