京丹波町立和知中学校

概  要

和知中学校では、2016年も継続して、1年生でワークショップ、2年生で外部講師の方の講演を行いました。  「地元の資源(強み)を活かした新しい事業提案」を課題にしたワークショップでは、生徒達が「仕事には自分で起業するという選択肢もある」ことに知り、「自分も挑戦してみたい」という前向きな気持ちを持つことができました。また、地元で活躍されている起業家2名の方のお話しを聞くことで、過疎地でマイナスなイメージを持つ生徒達が、地域の魅力的な資源について学ぶことができました。

対象学年
1年[24人]、2年[20人]
計44人
実施時間
総合:各学年 2時間

[学校プロフィール]

■学級数
4
■児童・生徒数
66
■教職員数
14

ねらい

1年生対象のワークショップでは、地域の魅力を再確認した後、地元の資源を活用した新しい事業を提案し、仕事とは雇ってもらうだけではなく、自分で作っていくこともできるということを理解します。そして、将来「自ら事業を起こす」ことに興味をもつことを目的としました。
2年生対象の起業家講演では、「何もない」と思っていた地元で、活躍されている起業家の方の話を聞き、生徒達が地域の魅力を知り、

将来、自らも地元に貢献して働く可能性に気づくことを目標としました。 また、起業についての大変さ、喜びなどを知り、失敗をどう乗り越えてきたのか、など将来の仕事につながる学びとなるようにと考えました。また、起業についての大変さ、喜びなどを知り、失敗をどう乗り越えてきたのか、など将来の仕事につながる学びとなるようにと考えました。

協力・連携団体

特定非営利活動法人アントレプレナーシップ開発センターが講師の調整・派遣、ワークショップの実施などを行いました。講演は地元

の起業家の方がご協力くださいました。

プログラム

1年生のワークショップでは、導入授業の後、チームディスカッションをすることで、様々な事業アイデアを出し、生徒達が短時間でも「自分で起業する選択肢」に気づき、「自ら事業を起こす」ことに興味をもつことができました。また、2年生では、起業家の方の講演を聞くことで、地元の魅力を再発見し、地域の資源を活用して起業する職業の選択を学びました。

【1年生】

  • 1 「地域の魅力発見!」
  • 2 「地域資源を活用した仕事を考えよう」

【2年生】

  • 1 地元起業家の講演①
  • 2地元起業家の講演②
  • 導入授業
  • ワークショップ
  • パンドーゾカフェ
    代表 細見 郁子 氏
  • シャポーランド 代表 土屋 隆亮 氏